iPhoneから写真を転送しようとUSBで繋ぐと、「フォト」アプリが立ち上がって、
インポートするように促してくるのに、
「問題が発生しました。ファイルがインポートされていない可能性があります。」
とほぼ確実にエラーが出てきます。その対処法を書きます。
詳細のリンクを押してもまるで役に立たないし、リトライすると同じファイルがリネームされてダブってしまいます。
せめて中途半端にインポートした写真を残さずにゴミ箱に入れてくれと思います。エラーも詳細がわかりません(十中八九動画の変換エラーです)。
次期アップデートでこの辺りが治ってくれると嬉しい。
2023年06月24日 追記
ちなみに私のWindows 11環境ではiPhoneをUSBで繋ぎっぱなしで再起動するとExplorer上で認識されないようなので、
再起動してからUSBで繋いでiPhone上で許可としないといけないようです。
iTunesからの読み込みはその限りではありません。
前からそうだった説はあります。
- 前提条件と結論
- まるで効果がないガセネタ対処法
- 対処法1 iPhone側で画像・動画の形式の変換をしないようにする
- 対処法2 Explorerの画像とビデオのインポートを使う
- 対処法3 フォトアプリを使わずiCloudアプリを使う
- 対処法4 iTunes経由で同期
- 対処法5 何らかの別アプリで写真を抜き出す
- 参考
前提条件と結論
おおよそこのバージョンに近ければ状況はほぼ同じだと思います。
私の場合の環境を書いておきます。
OS | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro | 1903 |
iOS | 13.6 |
結論を先に書くと対処法1,2がおすすめです。
まるで効果がないガセネタ対処法
- ケーブルを純正にする
→関係ありません
対処法1 iPhone側で画像・動画の形式の変換をしないようにする
- メリット
フォトアプリがそのまま使えてすべてのエラーが解決するわけではありませんが、9割方成功する方法です。 - デメリット
動画はデフォルトでWindows上ではそのままでは見れない。
画像・動画の形式の変換をしないようにするにはiPhone上で、
設定 > 写真
から一番下の元のフォーマットのままを選択する(デフォルトは自動)
これをやってからもう一度インポートするとエラーが出ずに正常終了できるかと思います。
これでも解決しない場合は対処法2か3を試します。
対処法2 Explorerの画像とビデオのインポートを使う
- メリット
確実に成功する。どのファイルでエラーが起きたかわかる。リトライが可能。 - デメリット
フォルダ分けが通常のフォトアプリの分け方と違う。
ExplorerでiPhoneアイコンで右クリック > 画像とビデオのインポート
あとは「すべての新しい項目のインポート」を選んで「次へ」を押しましょう。
グループ分けができるのですが、奇妙なフォルダわけを行うので1フォルダにまとめてしまうのが良いでしょう。
インポートが実行されてエラーが出るとダイアログが出現するのでスキップするなりしましょう。
対処法3 フォトアプリを使わずiCloudアプリを使う
- メリット
従来からある方法で安定している - デメリット
iPhone→クラウド→Windowsとなるし、そもそもiCloudで大きい容量を契約していないと使えない。 さらに、わざわざiCloudアプリを入れないといけないうえにiCloudのアカウントが必要(iPhone使っていたら持っているが)。
対処法4 iTunes経由で同期
- メリット
同期はできるが、2020年現時点ではデメリットが大きすぎて使うメリットが皆無。 - デメリット
iPhoneにしかないデータが消失する可能性がある(ということが過去にあった。現在は不明)。PCにしかなくてiPhoneにない場合もあり得る。複数デバイス間で同期している場合さらにわけがわからなくなる。そもそも複数デバイス間の同期はシステム的にも難易度が高い。
これはやめたほうが良い。
対処法5 何らかの別アプリで写真を抜き出す
実は書いていてこれが一番いいような気がしてきた…。
のですが、特によさそうなものが見つからなかったのでやはり対処法1,2が良いかと思います。