全くこことは別のジャンルのブログを、レンタルサーバーでWordPressを動かすときの備忘録です。
なんでColorfulBoxを選んだかというと安くて速いからです。
1サーバーで独自ドメインで複数WordPressで運営することを見越した設定にします。
どうせ大したアクセスが来ないので、費用を安く抑えようという魂胆です。
複数のドメインを取って1サーバーで運営するときの手順です。
サイトを増やしたいときにサーバーを増やさずにドメインだけ増やしたいっていうニーズの場合の対応策です。
1サーバー1ドメインの時とほぼ変わりません。
最初のサーバー購入のところでちょっと手順が変わるくらいでしょうか。
この方法でやるとpublic_html配下にちゃんとドメインごとにディレクトリが切られます。
もちろんデータベースも自動的に分けて作ってくれます。賢い。
スクリーンショットはありませんが、レンタルサーバーを触ったことがない人でもなんとなくわかると思います。
ただ、ある程度Webの知識はないとどこかで意味わからん状態になるかもしれません。
その場合、ほかに丁寧に解説しているサイトが数多くあると思うので、そちらを参照していただいて、
こちらは、1サーバー複数ドメインを実現する方法に集中して書きます。
ColorfulBoxでサーバー購入
詳しいことは公式で。とにかく安くて速くておすすめです。
LiteSpeedというWebサーバーを使ってるのも特徴的です。
880円のサーバーがコスパ良しという感じでしょうか。
最安値の480円でもそこそこ使えるとは思います。
でもブログを快適に運営したいなら880円のが無難でしょうね。
ドメイン取得
先にColorfulBoxから(実際にはGMO経由)、ドメインを取得する。
値段がお名前.comと初期費用が誤差程度に微妙に違ったかと思います。
ColorfulBox使うなら一元管理ができるので、こちらで買ったほうが良いかと思います。
サーバー購入
1サーバー複数WordPressを見越しているのでとりあえずは無料サブドメインで作成する。
そのため購入の段階ではWordPress快速セットアップは利用しない。
これをしてしまうとpublic_html配下をそのまま使ってしまう?(試してないので詳細不明)。
ドメインを取ったことがない人にとっては罠になりがちなのが、初期費用と維持費用(更新料)に相関がないことです。
騙されないようにするには、初期費用と更新料の表を自分で作成して更新料順でソートして比較してみることをお勧めします。
一般的には.com
, .net
, 最近出てきた(人気がなさそうな)新gTLDが安いです。
DNS設定
ドメイン > DNSの管理 > 編集
でDNSマネージャーへ移動
保留中なら待ちます。
ドメインを取得した直後や、ネームサーバーを変更した直後は保留中で、最大で24時間程度待ちます。
DNSのレコードセットを変更
https://help.colorfulbox.jp/manual/domain-dns-control/
上記URLで自サーバー名を調べ、そのレコードセットを選ぶ、「既存の設定を削除する」をチェックし、実行します。
設定の反映処理が実行されるまでに最大で5分程度かかります。
そうするとAレコード、MXレコード、NSレコード、TXTレコードが自動で設定されアクセスできるようになります。
また、保留中になるのでしばらく待ちます。
アドオンドメイン追加
https://help.colorfulbox.jp/manual/original-domain-conf/
cPanelからアドオンドメインを追加
自分で購入したドメインを新しいドメイン名 に入力します。
(サブドメインは自動入力で、サブディレクトリも切られます)
「ドメインの追加」を押下します。
さらにしばらく待てばAutoSSLが反映され、httpsでアクセスできるようになります。
ドメイン認証型のSSLとのこと。
https://help.colorfulbox.jp/manual/free-ssl-trouble/
この設定をするまでSSL設定が失敗しているはずなのでAutoSSLを実行します
httpからhttpsへのリダイレクト
Colorfulboxの場合、さらにhttpからhttpsへのリダイレクトの設定が必要になります。
httpでアクセスしてくる人がたまにいるかもしれないのでhttpsに切り替えます。
https://help.colorfulbox.jp/faq/url-redirect/
単にリダイレクトでhttps://[ドメイン]/
とすればOKです。
WordPressインストール
購入済みサーバーからcPanelにログインします。
Web ApplicationsセクションからWordPressを選択し、「このアプリケーションをインストール」をクリックし、
自分のドメインをHTTPSで設定、このときnaked domainでやっちゃいます(CDNは使わないしデメリットないはず)。
自動アップデートの設定はお好みですが、こまめに自分でメンテすることを考えて、 次のような感じにします。WPは壊れやすいので。
自動アップデート 任意の新しいバージョンへのバックアップや更新を作成します。 WordPressプラグインの自動更新 自動的WordPressプラグインを更新しないでください。 WordPressテーマ自動更新 自動的WordPressテーマを更新しないでください。 Automatic Update Backup Create a backup and automatically restore the backup if the update fails. を選びます。 Two-Factor Authentication Do not enable two-factor authentication. ログイン試行回数を制限する? はい、制限が強化されたセキュリティのためのログイン試行に失敗しました。 (推奨) マルチサイトを有効にしますか? いいえ、有効にしないでください。マルチサイトは、ワードプレスの中に、後で有効にすることができます。 (推奨) 高度な設定管理 自動的に私のための高度な設定を管理します。
紛らわしいですが、マルチサイトと複数ドメインは別の話で、同じユーザでログインして一括で管理できる仕組みですが、
正直一人だとこの機能微妙な気がします。
あれ?よくわかんなくなってきた。これサイトドメインと同じことをいっているのか?
これ、基本OFFっていいはずです。
たいして重要ではないので気が向いたときに調べよう。
DBの保存先は少なくともバラバラになります。
WordPressの設定
あとは煮るなり焼くなり
最低限やることを列挙します。
一般的な設定
・ユーザ 言語 日本語 ニックネームとブログ上の表示名を変更 プロフィール写真をGravatarで登録したほうが良い(推奨) ・タイムゾーン 設定 > 一般 > タイムゾーン 東京 日付フォーマット Y-m-d 時刻フォーマット H:i 週の始まり 日曜日 ・パーマリンク設定 設定 > パーマリンク設定 好みだが数字ベースに
プラグイン
あとはJetPackいれとく
Akismet Anti-Spam (アンチスパム) Hello Dolly
はそっこーで削除します。
サイトネットワークは必要性を感じてないので設定していません。
https://ja.wordpress.org/support/article/network-admin-sites-screen/
グローバルナビ
外観 > メニュー
で
グローバルナビを選びます。
プライバシーポリシーを追加します。
メニューの位置は空で良いです。この場合、ヘッダー下のグローバルメニューに追加されます。
テーマの設定
https://wp-cocoon.com/
お好みですが、Cocoonを選びました。
番外編
よっぽどのことがない限り必要ないですが…一応記載しておきます。
SSHアクセスを設定する
1か所注意するところがあるとすれば、SSHの公開鍵をauthorizeボタンからauthorizedにすること https://help.colorfulbox.jp/manual/ssh-use/
キャッシュのクリア
cPanelの詳細欄のLiteSpeed Web Cache Managerから消せる
テーマ変えたときとか、WordPressのバージョン変えたときに使うかもしれない。
レンタルサーバー便利ですね。VPSはいろいろいじくらせてくれるけどダルい。WAFついてこないしね。
AWSは個人で使うには堅牢な感じだし、オーバースペックだし、従量課金なのがね。
IAMとかVPCとかの管理も個人でやるにはだるいし。EBS高いしかといってS3もだるいし。
ALB/ELB/RDSなんて個人じゃまず使わないだろうし。
仕事でWebサーバーを立てる場合はAWS一択にほぼなるんですけどね。